10月23日はラーマ5世チュラロンコーン大王が逝去された日です。
タイで今でもずっと国民に愛され続けるラーマ5世。
タイの国民なら誰でも知っている大王です。
日本人にとっては映画「王様と私」で馴染みが深いかもしれません。
周辺国が次々とヨーロッパの植民地になっていく中、
タイの独立を守り続けたというまさにタイ人の恩人です。
また、タイの中央集権化、近代化などに大きく貢献したのもこの方。
王に対する平伏礼の廃止、奴隷制度の廃止、議会制度の採用、学校教育の開始、鉄道事業の開設、電話事業の開設などなど数え切れないほどの偉業を残されました。
そのあまりにも偉大な業績にタイの人々の間では「大王」とよばれ親しまれているそうです!
旧国会議事堂前のチュラロンコーン大王騎馬像の前には常に写真が飾られており、
おすすめの観光スポットにもなっています。
10月23日チュラロンコーン大王記念日は、まさにその偉業をたたえるお祭りです。
タイ全体が祝日としてお休みとなります。
さらに禁酒デーとして定められているそうでお酒類は販売されない決まりがあるんだとか。(あくまでも表向きの話ですが・・・。)
また、チュラロンコーン大王騎馬像の前では大王の生誕日のテーマカラーであるピンク色のバラが捧げられるイベントが開催されます。
チュラロンコーン大王への感謝とタイの平和を深く感じる一日となりそうですね。
気軽にタイへ旅行ができるようになると良いですね!!